腰椎骨盤リズムってなに?

腰椎骨盤リズム

立位から身体を前に倒すとき(前屈)には、体幹前屈の50~60°は腰椎の屈曲

それ以上屈曲する場合は腰椎の屈曲は減少し、骨盤の前傾が生じます。

逆に体幹前屈位から直立位に戻る場合は骨盤後傾、腰椎進展が生じます。

この運動パターンが腰椎骨盤リズムと言われています。

腰痛を訴える方はこの運動パターンが崩れていることが多いんです。

この運動パターンが崩れてしまうと、腰部周辺へのストレスが強くなり、腰痛につながってしまいます。

腰が曲がりにくくなることで、股関節の過度に曲げなければいけなくなり、股関節の状態が悪くなったり、

股関節が曲がりにくくなることで、前屈するとき、腰を過度に曲げなければいけなくなり、【ぎっくり腰】になる

こともあります。

このように、どちらか一方でも関節可動域制限が生じると腰部や股関節に問題が生じてしまうというわけですね。

なぜ腰椎骨盤リズムが破綻してしまうのか?

代表的な要因は太ももの裏(ハムストリングス)が伸びにくくなってしまうことです。

ハムストリングスは坐骨に付いています。なので骨盤の動きにかかわってくるわけです。

このハムストリングスが固いと、腰を過度に曲げないといけないため、腰を痛めてしまいます。

他にも股関節周囲の動きが悪くなってしまうことが挙げられます。

股関節周囲の柔軟性低下や協調運動がうまくできないことも要因の1つとなっているのです。

実はハムストリングのストレッチには長期的にみて腰椎骨盤リズムの変化が示唆されていますが、

即時的に効果を出すのであれば、股関節内旋・外旋筋群の柔軟性向上が有効ではないかと考えています。

こんな運動がおすすめです!

股関節の内外旋

キャット&カウ

※キャット&カウでは、腰の曲げ伸ばしの他に骨盤がしっかりと動いているか確認しながら行ってください。

持続的なストレッチやマッサージも大切ですが、しっかりと関節や筋肉を動かすことが、腰椎骨盤リズムや腰痛には

必要不可欠だと考えています。ほかにもいろんな要因が複合的に絡み運動へとつながっています。気軽に専門家に

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